磯村産業株式会社

「100年の森を活かし、次の100年の森を育てる」磯村産業株式会社

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森林経営方針

1.森林経営方針

①森を守り、木を育てることから生まれる森の恵みを社会に提供
②良材を生産し、生活に潤いをもたらす木質文化の形成に貢献
③森林生態環境を維持し良質な水資源のかん養に寄与する

100年生程度を主体に間伐し、豊かで多様な森づくりを行っています。
また、水源の森として、高度に森林の水源涵養機能を発揮できるよう、適期に間伐を繰り返し行うことで樹冠長率の低下を防ぎ、健全な森林を維持することを重視しています。

2.社有林の構成

明治時代まではすべて広葉樹林であったが、その後薪炭林としての経営をしながら伐採跡地に植林を進めた結果、現在約47%が人工林となっております。

(単位:ha)

スギ ヒノキ その他針葉樹 広葉樹 合計
204.4 148.24 128.96 553.95 1035.55

 

 

3.森林経営計画

当社社有林は烏川の上流部に位置し、木材生産機能と公益機能の調和のとれた施業が必要です。
平成24年度に所有森林の約6割に当たる609.96haに対して当社社有林単独で森林経営計画を樹立し、現在は計画に沿って、高性能林業機械の使用を中心とした搬出間伐を行っています。

4.路網整備

森林経営計画を実行するためにきめ細やかな路網整備を行っています。
社有林内の一部では雨が降ると軟弱化し易い場所もあり、勾配が急にならないよう地形に沿った路網整備を行っています。
現在は安全を重視しつつ機械の大型化に合わせた路網整備を行っています。また軌跡をデータ管理してGISにて作業に活かしています。

 

5.現在までの実績

良質材の生産を理念としてきたことから、柱材や大径材の付加価値を高めるため苗木から配慮しており、適地適木を意識した植栽を行い、齢級構成にも留意し持続的な経営を行っています。
また、所有林の林班ごとの森林調査に基づき標高・地形・地質等の自然条件を把握したうえで、適期の枝打ち・間伐による年輪幅の均一な直通材の林分となる様努めています。

これらの取組から群馬県優良素材展示会に出品された素材は、これまで最優秀賞を20回以上受賞しています。
また、明治より良質材の生産を目的とした森林の整備・管理を行い続けた結果、100年生以上のスギや広葉樹の大径木が所有森林に生育しているため、地域の製材所や工務店からの市場に出回らない規格の長尺材の出材依頼にも対応しています。

 

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